2016年 05月 30日
ウィーンの風を感じる |
最後の日曜日は、またハイキングに行こうかと思ったけど、なんのかの歌ったりしてたらあまり時間がなくなり。3,4時間も歩かなくても、バスで前回行ったあたりまで行けることを発見して、バスで高台、カーレンベルクへ、夕方日が暮れる前にお散歩。
すでに21時頃まで明るいので、一日が長く感じますね。
ワイン畑とウィーンの森と、遠くに見えるウィーンの市街地。
ベンチに座ってのんびり。本当に風が気持ちよくて。
ウィーンは、鳥の鳴き声がどこにいても聞こえてくる。
シューベルトやR.シュトラウス、ヨハン・シュトラウスなど、ナイチンゲールやひばり、色んな鳥をテーマにした歌を沢山書いた作曲家たちが、そういえばウィーンに住んだことを思い出しました。
右手の奥の森からは、なんだか魔笛の、笛を持ったタミーノと、鈴を持った3人の童子たちが駆け出してきそうで。
魔笛の台本を書いたシカネーダー、調べてみたらやっぱりウィーンに住んだ人でした。
そして、あちこち渡り歩いたモーツァルトですが、魔笛はウィーンで書き上げたようです。
もう2年ほど前になりますが、ヴァイマールのオペラ・プログラムに参加して魔笛をしたんですね。
何回か本番がある仲、一度屋外の小さな歌劇場でやる機会があったんですが、上手から下手にお客さんに見えないように移動するために、後ろの森の中を通り抜けたことを思い出しました。暗くて、いまいち足元が見えず、草の道を探しながら本当にこの道を歩くよう言われたんだっけ、とあたふたと歩きました。今思えば、あれぞまさしく魔笛、の世界だったのかも。
当時の写真を探してみました。
パパゲーノ、タミーノ、ザラストロ、一緒に侍女と童士をやった子、ピアニストたちと。アメリカから来てた子が多かったけど、ロシア人、ポーランド人もいました。皆それぞれ活躍してるみたいです。懐かしいなぁ。
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by sayakah626
| 2016-05-30 01:21
| 歌について
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