アトリエコンサート第25回 テナーとソプラノのセラータ 終わりました

先日のテナーとソプラノのセラータにお越しいただいた皆様、有難うございました。

会場いっぱいのお客様にお越しいただき、

会場の大きすぎないサイズ、心地よい音響、テナー二人の勢い、船橋ヨシさんの解説に、お客様もだんだんと”皆さんが参加されている”雰囲気が出来上がり、

とてもとても良いコンサートとなったと思っております。

前半はオペラアリアとオペラからの重唱、後半はナポレターノを中心としたカンツォーネ。

最後は熱唱でしたね。

リハから、テナー二人の声と表現の素晴らしさ、引き出しの多さ、眞塩さんと川崎さんのタイプが違い、それぞれのテナーの音楽が楽しめること、南さんのイタリア節のピアノ演奏と、私自身が堪能しておりました。今回の控室は、完全に扉が閉まるタイプだったので、本番がきちんと聞けなかったのが、私が心から残念です。（笑）

お二人の勢いと、曲たちの素晴らしさ、お客様の暖かさ、に引っ張られ、私ものびのびと歌わせてもらいました。

アトリエコンサートとは、歌手の実験の場であり、歌手と観客が双方で作り上げる参加型のコンサートである、というコンセプトのもと、ヨシさんと仲間たちとはじめ、様々な演奏家を招いてやってきましたが、今回、日本でも成立すること、演奏家とお客様の相互に作用しあい、コンサートが更に素晴らしいものになりうること、実感いたしました。

終演後の一枚。

今回いらしてくださった皆様、またのお越しをお待ちしております。