2018年 12月 31日
2018年も終わり 今年の総括 |
もう大晦日です。
11月なかばに日本から帰ってきてから、あっという間の2ヶ月弱。
色々ありすぎて、もはやあまり記憶がありません^^
最近記憶にないことが色々ありすぎて、ちょっとまずいかも??
曲を食べるようにして勉強して、人前で歌って、またむしゃむしゃ食べて、の繰り返しだったように思います。
先日1月の大型コンサートに向けての稽古を終えてから@ヴェルディ音楽院の中庭の回廊
1月末に戦争記念日(メモリアルデー)のためのコンサートがあって、オケとバーンスタインの作品をするそうです。ソプラノソロを歌うことになりました。合唱の皆さんと夜10時過ぎまで練習。
奥に見えるのは音楽院併設の教会です。La passioneという、受難の教会。
音楽院に在籍していると、ミラノの小さな教会で歌う機会が前よりあって、地元の信者の人が会場いっぱいに集まって、本当に一生懸命に聞いてくれるのを見ていると、これが奉仕なんだなって思います。このLa passioneでクリスマス・ミサの一貫でアンサンブルするから来なさいって言われて、すごく寒くてとんでもなく大きい教会でパイプオルガンの荘厳な響きに包まれながら皆でバッハとか歌っていると、これぞ音楽の原点、神さまへの祈り、そして奉仕、だったんだなぁて感じ入ってしまいました。
クリスマスの夜には、地元の教会にクリスマス・ミサに行ってみました。
ここでもいわゆる有志のひとたちが、皆で賛美歌を歌い、楽器を演奏し、きっと半年と時間をかけて、今日のために準備してきたんだろうなぁと。
私はカトリックのことに全然詳しくないのがとても残念なんですが、プロテスタントよりも音楽が、ミサの中に沢山取り入れられているように感じます。
元々イタリアの音楽教育というのは、教会の礼拝で演奏できる奏者を養成するため、教会に併設するかたちで専用の音楽院を作ったのがはじめなんでしょうね。私達音楽家、特に声楽家は、なぜかどこどこで賞をとったとか、どの役をとったとか、どこそこを通ったとか、どうしてもそういう世俗的なことに追われてしまいがちですが、もっと音楽の原点というか、なぜ音楽家が養成されるようになったのか、誰のために歌うのか、そういう根本的なことを、忘れないようにしたいものです。
さて昨日買いたい物があって、久しぶりにドゥオモの横行ってみました。すごい人!!
今年のリナシェンテ(ミラノいちのデパート)の装飾はこちら。毎年話題のショーウィンドウは、dolce&gabbanaだそうです。不思議な世界観です。
それでは、皆さんどうぞ良いお年をお迎えください!
by sayakah626
| 2018-12-31 06:07
| いろいろ日常
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