2018年 09月 26日
アトリエ・コンサート 一周年記念ガラコンサート |
ミラノで2017年6月からはじめたスタジオ・イプシロンさんでの、アトリエ・コンサートもとうとう1年。
本当にベテラン5人の熱唱だったことが、お分かりいただけますでしょうか!
オーナーのヨシさんの「うちの倉庫を片付けるから、とりあえずやってみようよ!」という声がけで、我々は軽い気持ちではじめた「実験劇場」が、どんどん、あれこれ充実させようという話になり、ほぼ毎月一度、まるでバッターボックスに入るとどんどんボールが飛んでくる感じで、企画に追われ、人探しに追われ!お客様の呼び込みに奔走し。でもとても楽しい時間。
今回を含めると、ちょうど12回もすることができました。
この1年、バロックあり、サックスや弦楽の楽器あり、オペラダイジェストあり、俺のテナー演奏あり。
色々企画しましたが、今回は一周年を記念して、先日9月16日にオペラ・ガラ・コンサートをしました。
モンテベルディからはじめて、ヘンデル、モーツァルト、そしてベルカントまで、に焦点をあてて、アリアと重唱をおりまぜ、歌い手もこれから留学する18歳から、イタリア内外で活躍する30代後半のベテランまで出演し、the・イタリア・オペラの楽しさを体験していただけるコンサートになったと思います。
カンタンテがカンタンテを呼び寄せていくうちに、最終的に、なんと11人もの日本人歌い手が集まりまして、お客様も40名超、会場はぎゅうぎゅうでした。
段々とミラノでも知名度があがってる?お客様が、お客様を呼んでくださって、本当に感謝。
日本人のお客様にも、ミラノの地元のお客様にも、両方楽しんでいただけるよう、演技にセリフを入れ、毎回両言語でのナビゲートを入れ。
ほぼ毎回来てます、という固定のお客様も嬉しいことに増えつつあり。
毎回アペを用意するのですが、今回は終了後、BBQと、ワインも沢山用意し、楽しい会となりました。
プログラム一部ご紹介。写真でお楽しみくださいませ。
モーツァルト「フィガロの結婚」第一幕より伯爵、スザンナ、バジリオの三重唱!
左からケルビーノ役 林眞暎、バジリオ役川崎慎一郎、伯爵役 渡辺健一、スザンナ役に私、橋本さやか。
図らずもオイタが見つかってしまい、窮地に陥るケルビーノと、伯爵。喜ぶバジリオに、困ってしまうスザンナ。
最後に披露したロッシーニ作曲「セビリアの理髪師」より、第一幕フィナーレ。
それぞれの思惑から、警察沙汰になり、慌てる一行。
最後に、出演者全員で。
出演:
ソプラノ 志方緑、土田恵子、瀧崎詠子、橋本さやか
メゾ・ソプラノ 山村美紀、林眞暎
テナー 川崎慎一郎
バリトン 池内響 渡辺健一
ピアノ 合田由佳
司会 船橋夏
飛び込み客演 テナー 藤崎優二、黄木透
写真撮影 益子曉
毎月だと多すぎるから、二月に一回にしようか、なんて話もこの1年、途中あったんですが、結果としてほぼほぼ毎月してまして、今後も気がついたら毎月続いていました!
次回は10月28日(日)に作曲家浦部雪さんプロデュースによる現代音楽演奏会、11月25日(日)にはグルックのオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」ダイジェスト、12月にはクリスマスコンサートを予定しています。
ミラノにお住まいでご興味のお有りの方は、メーリングリストに登録させていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
by sayakah626
| 2018-09-26 07:04
| 歌について
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