2017年 04月 30日
ホワイトアスパラガスツアー |
春の珍味@ヴェネト版 ホワイトアスパラガス


アスパラガスのパッサート(ピューレ状にしたもの) 
アスパラガスのフリット 
アスパラガスの卵包み 
お次がプリモ2皿。

ここまでたどり着いて、とうとう本日のセコンド、メイン料理です。 そう、もちろんホワイトアスパラガス!!

この半熟ゆで卵ソースは、オリーブオイルとホワイトビネガーで味付けされていて、柔らかく茹でたホワイトアスパラガスにお好みでつけて、いただきます。

ドイツ圏ではメジャーですが、あまりイタリアで聞かない、見ない、ホワイトアスパラガス。
ホワイトアスパラガスの食べ方って、茹でて食べる、しか見たことありませんが、イタリアではどうアレンジされるのか興味津々!!食のお仕事をしている友人T氏が、貴重な貴重な休日を使って連れて行ってくれる!ということで、3時間かけてヴェネト州Bassano del Grappaまで、車でゴー!
街に入ると、アルプスに囲まれた農地が広がり、ビニールシートをかぶせられたアスパラガス畑がちらほらと姿を現し。
街を少し外れたホテル併設のリストランテへ。
まずは、ここはどちらですか?という庭園が現れまして。

そして、レストラン内へ。
いやー感動の嵐でした。
単品でも選べましたが、一同7名、Gustazione di Asparagi (アスパラガスの味わい)のコースを迷わず選択。
まずはアンティパスト(前菜)が4皿。
アスパラガスのサラダ




まずはアスパラガスのパスタ。

そしてリゾット。


完食!!
そして、もちろんデザート。
アイスのセミフレッドに、オレンジのシャーベットとピスタキオのクッキー添。

もはや、何本分いただいたか分かりません。本当に柔らかくて、自然な甘みがあふれていて、まさしく旬。
ちなみに、4時間かけていただきました。これぞイタリア式だわ。
なんでも、この街でとれるホワイトアスパラガスは、この街で消費されてしまうので、他所の街には出ていかないそうで。この街独特の土が、ホワイトアスパラガスを作るのに適しているそうです。
日本には、微量ですが、輸出されているらしいですヨ。
そのあと、皆でお腹をさすりながら、グラッパでも有名な街を川沿いに1時間ほどかけて散策し、また3時間かけてミラノまで帰りました。
帰り際、どうしてもここのホワイトアスパラガスを買って帰りたくなった、今回企画してくれたT氏。
車を走らせながらも、しつこくスーパーや、地元の店を見続けましたが、八百屋は開いてないし(この日は土曜日)空いてても、今日の分は終わっちゃったと言われ。
トラクターを動かしていた農家のオジサンにまで聞いて回りました。笑
しつこく聞いたら、「うちの今日の分は終わってしまった。どうしてもほしいなら、この農道を右に折れて、2キロ先を右に曲がったところに売っているところがある。そこならあるかも。」と言われ、粘りましたが、行った先には、鶏と吠え倒すワンちゃんしかおらず、農家の人は発見できず、不法侵入になりそうだったので諦めて帰りました。
今後バッサーノまで行かれる方で、アスパラガスを買って帰りたい方は、レストランに行く前に入手することをお薦めいたします。
この時期にしか食せない、イタリアのホワイトアスパラガス。
いやいや貴重な体験をさせていただきました!
ありがとう、T氏!!
by sayakah626
| 2017-04-30 21:48
| いろいろ日常
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