2016年 08月 10日
ピアノの音 イタリアはヘルツが高い |
イタリアのビアノ事情についてちょっと思ったので記録。
まず調律のヘルツが高い。445ヘルツは最低でもあるんじゃないかな。
たまに446か447あるんじゃないかというくらい高い。
昔のオペラの録音とか聞くと、半音は高いんじゃないかというくらい高いということもある。汗
音色も内向きではなく、外向きに調整されているように思います。ポーンとならしただけで、キアラ(明るい)。
それでもって、天井は大抵高いし、部屋も広いし、湿度も低くてよく響くから、どんどん高くなる気分になる、と言っていた人も。
外も大抵気持よく晴れてて、風も爽やかだしね。
イタリアのピアノでバッハとか弾くと、どうしてもやたら明るい色彩になってしまう。
そして私が知る限り、イタリアのピアノメーカーはそんなにない様子。FAZIOLIくらいかなぁ。
ピアノやさん(ヴェルディ音楽院の周りに何件かあります)を覗いてみても、
グランドピアノになると、世界のヤマハともう一ブランドくらいしか選択肢はない。
アップライトはもう少し色々あるけど、韓国か中国製と、東欧のブランドが結構幅を利かせている。
あとスタインウェイとかも滅多に見ません。
こないだスカラ座でコレペティしてる先生のご自宅で、ふと思って覗いてみたらでもスタインウェイだった。これには珍しくてビックリたまげた。
なので、ピアノの演奏に関しては、ドイツやオーストリア圏で録音された、(おそらく)440ヘルツくらいの録音を聞くと、ちょっとほっとしますね。
by sayakah626
| 2016-08-10 20:21
| 音楽全般
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