ブラチスラバ(スロバキア)を訪問 |
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2016年 05月 26日
ウィーンは今日も休日でした。
休日多いよ〜 ドイツ語の勉強は着実に進んでおります。年なのか、元々なのか?3時間集中して授業を受けると、ほんとに頭から蒸気がでそうです。 努力の成果あってだいぶ話せるようになってきました。単語量も増えてきて、今月一月の目標としては達成できたかなと思いますが、もう少し不自由なく話せるまでにやっぱり最短で数ヶ月はかかりますね。大家さんには、だいぶコミュニケーションがとれるようになったね!と言ってもらいました。確かに着いた日、単語をいくつかしか並べられなかったし、何言ってるのか全然分からなくて困った(汗) 今回通っている語学学校は、文法ばかりやらせることの多いドイツ語圏の語学学校と違い、できるだけ話す、コミュニケーションを取る機会を作ってくれて、ここにしてよかったと思います。ちなみにIKIというところで、お友達に教えてもらいました。 さて、語学学校には、スロバキアから来ている人が何人かいて、中には毎日スロバキアから通っている人も。 ウィーンから電車で一時間少々で、スロバキアの首都・ブラチスラバに行けてしまうのですね。 ブラチスラバでもオペラが聞けて、しかもチケットが安い、と教えてもらって、足を伸ばしてみました。 旧共産圏は初なので、どんな街なのかも興味しんしん。 小さい街だと何度もいうので、覚悟していきましたが、結構ひらけていました。 こちら街の中心のスロバキア城から。 どうもスロバキアやチェコ、ルーマニア等の国と、オーストリア・ドイツの経済格差は相当なものなようで、何とかドイツ語を話せるようになって、そちら側で働きたいと切実に思っている人が多いし、実際移住してくる人も相当なようです。 ちなみに、ですが、シリアやトルコから難民認定をとって来ている人も多いです。シャーを巻いているイスラム女性も多く見ます。 ウィーンは、かなりインターナショナルシティですね。 先日の大統領選挙の様子を見る限り、都市であるウィーンは移民を比較的寛容に受け入れているものの、少し田舎に行くと、受け入れをやめるべき、国境を強化すべき、というほうが主流なのは、日本も同じかな。 話が飛びました。 久しぶりの、まったく未知の言語。 何が書いてあるか想像もつかず、ガイドブックもない という非常にアウェイな体験をしました。 だいぶ海外生活が長く?なってきて、なんだかどこにいてもなんとなく分かっているような気になっていましたが、勝手が分からない国のほうが多い、世界は広いということを再認識いたしました。 こちらがオペラハウス。古いほうです。 新しいのもあるらしいです。 小ぶりながら、中の装飾も美しく、可愛らしいテアトロでした。 今回はモーツァルトのcosi fan tutteを鑑賞。 ところで、先日ウィーンのシュタットオーパーで長蛇の列に並び、ドミンゴも出演した椿姫を見ました。 トラビアータを歌ったラトビア人のソプラノ。 素晴らしい鳴りでした。かなり声量もあると思う。ネトレプコにちょっと似た暗めの哀愁のある?声質で。 でも、イタリア語が本当に聞こえない。母音は近くないといけないど、あれだと全部同じというか、何の母音を歌っているかさえよく分からない。 例えばあの有名なアリアの歌い出しが sempre ですが、 サンプレ と聞こえてくる。 Eの母音が、アになるのがどうも許容されるみたい。 スペイン人であるドミンゴはさすが、でよく聞こえました。バリトンになった今も存在感は抜群のようです。 こちらでレッスンにも行ってみても思ったのですが、どうも言葉(母音)の正確さより、響きの美しさのが優先なように感じます。 逆に、昔は私もむしろ縦の響きに重きをおくというか、そういう歌い方をしていて、今ミラノでは逆にそれを直しているところなので、気になる。。 そういうわけで、イタリア語圏じゃないところで、イタリア語が聞こえることを求めるのが間違っている、のかなと。認識を変えないといけないのでしょうかね。私はちゃんとイタリア語聞こえるように歌いたいですが、今の時流としては、それより柔らかい丸い響きのほうが優先すべなのかもしれません。 そういうわけで、スロバキアでもいまいち言葉の扱いには納得がいきませんでしたが、演出もモダンだけど上品に、分かりやすく作られていて、楽しい観劇でした。 こちらがそのあといただいたスロバキア料理。 ジャガイモと羊のチーズ、がスロバキアの大地の名産物、伝統料理のようです。ちょっとしょっぱいかなぁ。あとで聞いたら、これに牛乳をあわせて食べるそうです。ビールじゃないの?! 思っていたより街も綺麗で、小さい小さいと言う割には、日本の地方都市くらいのサイズはあって、緑にあふれた街でしたが、バスを待っている間とかに現地の人の様子を見ていると、とても静かですね。あんまり希望に満ちあふれている、楽しい、という感じではないかな。やっぱり。 ちなみにウィーンの人も静かです。 ラテンの人たちは、ここの人はつんけんしてる、と文句?言いますが、私から見ると、要は人見知り?で、警戒心が強い人が多いみたいです。ちょっと日本人に似てるかなと思います。
by sayakah626
| 2016-05-26 03:35
| いろいろ日常
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