2025年 04月 28日
ミラノ滞在 |
あっという間に4月も過ぎ去っていきますが、、見返すとコンサートのお知らせ、しか書いていないので、それ以外の話。

実は3月に2週間半程、ミラノ滞在してきました。ずっと行きたかったけど、長女が小さい間はとても飛行機に乗れず、びっくりするぐらい飛行機代も高騰していてますます躊躇し、2人目ほしいなと思いだしたらまた行けず、妊娠したらツワリでとてもとても行けず、、そして生まれて4か月弱。
長女が小学生になれば夏以外で長期で行くのは難しい、下が動き出したらまた大変そうだ、うまれて行けそうな感じの子だったら、寝返りする前に行こうと妊娠中から密かに心のなかで計画していて、貯金もし、
生後1か月たって、この子なら行ける!と予約手配しました。
ミラノ時代にお世話になった方々、ずっと会いたかった人に連絡し、毎日色んな方に会えました。皆歓迎してくれました。viva milano!
上の娘は、怖いところなんじゃないかとか心配してたようですが(そりゃそうだ)、行ってみたら、言葉はわからなくても、皆笑顔が優しいし、食べ物は美味しいし、街並みも日本と全く違っててオシャレだし、公園も沢山あるし、同年代のお友達もできたし、大好きなトランポリンがあちこちにあるし、そして何より滞在先近くのセンピオーネ公園に行くと遊園地が来てる!ということで、ご機嫌に過ごしてくれたので、想像していた以上に楽しい滞在になりました。
下の娘もまだ人見知りもなく、いつもニコニコしてくれて何より。
私はタイミングよく、スカラ座でトスカのジェネラーレを見れて、イタリア人の深い発声と発語の明快さに改めて感服し、
街並みに癒され、ひたすらあらゆるチーズを食べ、もらいそびれていた音楽院の卒業証明書も手に入れ、
そして音楽院の先生にも会いに行って久しぶりに声を聞いてもらい、今度シチリアでコンサートを企画しましょうなんて楽しい話もでき、
後ろ髪をひかえる思いで帰ってきました。先生と約束したから、またシチリアに行かねばなりません!
5年も離れていると、皆さんの環境が色々変わってたりもするけれど、基本的な軸の部分は変わっていないなと。
資本主義じゃないし、やはりキリスト教の国なんですよね、根本が。
とはいえ、私は日本も好きだし、両方で自由に行き来できる生活設計にできないかなぁなんてまた密かに思いながら帰国しました。
娘にとっても5歳という記憶に残る年で、いつも見ている風景でない場所がある、ということを感じてもらって人生がより豊かになったらいいな、なんて思ったりして。
一人でイタリアにいたときは自分のことだけで必死、でしたが、親になると見え方や考え方がやはり変えさせられますね。強制的に。

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by sayakah626
| 2025-04-28 22:42
| いろいろ日常
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